2011年6月5日

だっこ

 
 
ふあんなときは、

パニールを だっこする。

パニールも ふあんなときは、

ぼくを だっこしても いいよ。

2011年5月4日

きみのスパゲッティ

 
 
きみが くちぶえを

ふいたから、

スパゲッティが もっと

おいしそうに なった。

2011年4月13日

あいだのところ

 
 
パニールの

いちばん きもちいいところは、

くびと むねの

あいだのところです。

2011年4月1日

ただいま

 
 
ただいま と まちがえて

おかえり って いったら、

ただいま って いってくれて

ありがとう。

2011年3月23日

リーフパイ

 
 
きのう きみが

リーフパイが たべたいって

いっていたから、

おととい おくって おいたよ。

2011年1月18日

おふとんもうふ



あったかいのは、

もうふ おふとん じゃなくって

おふとん もうふ だよ。

2010年12月2日

そらのにおい

 
 
パニールは よく、

そらの においを かぎます。

そらといっても、

いえの なかの そらのことだよ。

2010年10月21日

1+1のこたえあわせ

 
 
これは、りんごですか?

いいえ、ながぐつです。

2010年10月14日

いちにちさんしょく

 
 
ぼくは、 まいにち

2かい しょくじを するけど、

いつも ゆめのなかで

ごはんを たべるので、

1にち3しょくです。

2010年10月12日

どうぶつのにおい

 
 
ジュゼッぺは

まいにち パニールと ねてるから

どうぶつのにおいが するね、

よしよし。

2010年10月10日

とくべつのばしょ

 
 
きみに あのおはなしを するのを、

ぼくのおうちや バスのなかじゃなくって

あのこうえんに きめたのは、

きみのしらない ぼくのまちに

きみだけの とくべつの ばしょを

おくりたかったんだ。

2010年8月23日

パニールのいえ

 
 
パニールの いえは、

パニールの へやの なかに

あります。

2010年8月16日

キリンのくび

 
 
きょうは きっと

きみからの おてがみが とどくから、

ポストのまえに すわって

くびを キリンもようにして

まってるよ。

2010年5月11日

こうしよう

 
 
きみたちの えさを

ごはんと よぶことに するから、

ぼくたちの うんこも

ふんって よんでも いい?

2010年5月2日

バターとベーコン

 
 
いっぱい ねすぎて

ベーコンに なるくらいなら、

いっぱい はしって

バターに なりたいんだ。

ほんとうは。

2010年3月20日

ひつじが1ぴき

 
 
ひつじは、あおむけで ねてると

さくを とびこえてくるけど、

よこむきで ねてると

そらから ふってきます。

そして、パラシュートで

「ふわっ」 と なったところを

かぞえることに なるのです。

2010年2月23日

天使のつかい

 
 
ふわふわの 白い服を 着た

黄色い 髪の毛の 男の子が、

ぼくのほうに ゆっくりと とんできたので、

「もしかして、きみは 天使?」

と 聞くと、男の子は

「ううん、よく 間違えられるんだけど、
 ぼくは 天使じゃなくって、天使の使いなんだぁ」

と 言いました。

2010年2月22日

はなうた

 
 
きみが はなうたを うたうのは、

あんしんしているときか

こころぼそいときの どちらかだから、

ぼくが そばに いないときは

もっと おおきいこえで うたうんだよ。

2009年11月30日

とくべつの日

 
 
ぼくがいま こんなおうちに すんでいて

こんなともだちが いるなんてこと、

まったく そうぞうしていなかったけど、

きょう、これから くつしたをはくところは、

ずうっとまえから そうぞうしてたんだ。

2009年11月16日

ゆめをかくひと

 
 
ぼく、きみのこと しってるよ。
いつもぼくが寝てるときに、絵をかいてるでしょ。
ぼくが眠りにつくころに、キャンバスとイーゼルをもって
ぼくのところにくるんだよね。

まくらもとに立って、ぼくの顔に耳を近づけて。
「うん、うん」といって、「なるほど、なるほど」といって、
ぼくの見てるけしきをかいてるんだよね。

しってるよ、だって 毎朝きみは、
かいた絵をそのまま置いてっちゃうんだもの。
ぼくの部屋が、きみのかいた絵だらけだよ。

ぼくのだいすきな黄色だけ、
おっきいチューブなのもしってるよ。

でも、どうしてこのごろ絵が増えないの?
きみの絵のなかに、きみがいたときからだよ。

ぼくのところに こなくなっちゃったの?
はずかしがらなくってもいいんだよ。
こんどは、ぼくが起きてるときの絵もかいてよ。

2009年11月6日

えをかくよ

 
 
きょうは てんきが いいから、

こうえんに いって、

ぼくが えんぴつで えを かいて、

きみが ぬりえを するでしょ。

2009年11月2日

パンとシチュー

 
 
おかあさんの シチューは、

おいしくって、いいにおいで

からだが ぽっかぽか。

だから ぼくは、いつも おかわり。

でも、もしも きみが

おなかを すかせて やってきたら、

ぼくの おかわりは、きみの ぶんだよ。

2009年10月29日

パニールとぼく

 
 
もしも きみの はなが
びちょびちょだったら どうする?

えー、やだやだ。

じゃあ、からだじゅうに けが はえてたら?

うーん。
それは ちょっと、よさそうと おもう。

2009年10月28日

タピオのゆめ

 
 
タピオは

かわいい えの かいた コップに

べつの コップの とってを つけながら、

「ぼくは、かいじょけんに なるんだから」

と、いいました。

2009年10月26日

パニール

 
 
パニールは、ねずみじゃないのに

ねずみとりに ひっかかるし、

りすじゃないのに ほっぺに

ごはんを しまっておくんだよ。

2009年10月20日

さめないように

 
 
ゆめを かくときは、

けっして みぎめを あけちゃ

いけないよ。

2009年10月8日

ぶらんこ

 
 
タピオの ベッドは ちいさいから、

となりで ねると、

て ぶらん

あし ぶらん、

あたま ぶらんです。

2009年10月1日

ぶきよう

 
 
ぼくは しってるよ。

きみは、ぶきようが

とりえに ならないくらいの

ぶきようだって ことを。

2009年9月26日

ひみつのばしょ

 
 
ひみつのばしょの ある ばしょは

みーんな しっています。

それなのに、かくしておいた ものが

なくなる しんぱいが ないのは、

そこが ひみつのばしょ という

なまえだからです。

2009年8月21日

いろんなあと

 
 
としょかんの ほんに ついた ひもの あとは、

ここから ぐっと おもしろく なるよ

の サインだし、

ノートに ついた オレンジいろの あとは、

きみと スパゲッティを たべた ときの おもいで。

2009年8月20日

おいしいこおひい

 
 
ぼくの おかあさんは、

おいしい こおひいを いれます。

こおひいが おいしいと、

まいにち あまい おやつを もって

ぼくの おうちに

たくさんの ともだちが やってきます。

2009年4月4日

水曜のシャツ

 
 
きみはなぜ いつもおんなじシャツを着ているの?
まいにちまいにち その白いシャツばかり。
まいにちあらって かわかして
1枚の そのシャツを 着ているの?

ぜんぶで 7つあるんだ。
月ようびから 日ようびまでのもの。

でも ぜんぶおなじ色の おなじかたち。
大きさだって おなじでしょ?

そりゃあ なんだって
よく見たら わかるものさ。
はじめはおなじでも 時間がたつと
おのずとちがいが でるものなんだ。
もっともきょうは まちがえて
水ようびのを 着てきてしまったけども。

2008年9月14日

アルパカの日

 
 
きみのひげは

おとなのおとこのひとの

というより、

なんだか

どうぶつのからだに生えている

毛のようだね。

2008年8月24日

ちょうだいあげる

 
 
ねぇねぇ、なにたべてるの?

メロンパンだよ。

いいなぁ、ぼくにもひとくち、ちょうだい?

じゃあさいごのひとくち、あげる。

え、いいの?

どうして?

だって、さいごのひとくちは
いちばんおいしいでしょ。

ほんとに?
じゃあさいごのひとくち、はんぶんちょうだい?

うんあげる。

2008年7月30日

きみがまるまるのとき

 
 
きみがまるまるのときは

ぼくにいってからにしてよ。

だって、えいがのせきも

サーカスのチケットも

あとからおねがいすると

はなればなれになっちゃうもの。

きみがまるまるのときは

まずは、ぼくにいってみてよ。

2008年7月3日

ガーグル

 
 
うがいには

くちゅくちゅうがいと

がらがらうがいがあるけど、

しゃっくりのときに

がらがらうがいをすると

たいへんなことになるよ。

それはもう、

びっくりでしゃっくりが

とまってしまうほど。

2008年5月24日

シロップ

 
 
会ってまもないのに

ぼくの絵をじょうずにかくきみや、

「夢のなかで、きみがかなしそうにしてたんだ」

と、ぼくにでんわをしてきてくれるきみ。

「きみは風邪をひくとながいから」

といって、ぼくのホットケーキに

ハチミツを垂らしてくれるきみ。

きみがぼくをしってるのは

いたいのが、すぐにとんでいくんだ。

2008年5月7日

えらいひと

 
 
「えらい」ってことばと

「えらそうに」っていうことばがあるのに、

えらいひとは

ぜんぜんえらそうにしないから、

ふしぎなことです。

2008年5月1日

ランドリー

 
 
きょうはなんだか

きぶんがどよんとしているから、

ランドリーのまえを通って

帰ることにしたよ。

2008年4月27日

パンの耳

 
 
ようちえんのときのこと。

ぼくは、おゆうぎ会で

パンの耳の役を、やったことがあるよ。

せりふはひとつしかなかったけど

こころをこめていったよ。

「きみはいつも、気づくのがおそいんだから」

って。

2008年4月24日

まわりまわる

 
 
せかいはきっと、つながっているので

音楽をききながら、本を読んだりすると…

ビールもアイスクリームもおいしいので

いっしょに食べてみたら、もっとおいしかった。

とか

きのう、みかんの種をいっぱい蒔いたので

あめあめぼうずをつくったら

きょう、パニールと散歩にいけなくなっちゃった。

みたいなことが、おこります。

2008年4月22日

ライブ

 
 
ひとが楽器をひいて

うたをうたうことを

「ライブ」って

なまえにしたひとは

すごいな。

2008年4月18日

きみの成分

 
 
きみは きみの見てきたもので できています。

きみは きみのうれしかったことや

かなしかったことで できています。

だからきみが

きみのすきなものを すきだと思うことが

すきだなぁ とぼくが思うことは

とても自然なことなのです。

2008年4月15日

へいわぼけ

 
 
ぼくの知らない、遠いところで

たくさんのひとたちが

涙でいっぱいでした。

外国人ジャーナリストは、言いました。

「この国のひとたちは、平和ボケしてるから

 実感が湧かないでしょうね」

ぼくは、それなら

せかいじゅうが

へいわぼけになったらいいのにな

と思いました。

2008年4月13日

よみがえるのもと

 
 
もしも、いいことがあったら

そのにおいを

だいじにしまっておくといいよ。

わすれたころに、きみは

そのふたをあけることになるよ。

もうだめだ、とおもってても

こころぼそくても

きっときみの、やくにたつよ。

2008年4月3日

2つの親子

 
 
風のつよい、春の日のことでした。

ある親子のお母さんは、言いました。

「もお、今日は風が強くてやだわ」

ある親子のこどもは、

「ぼく、あめもかぜも大っきらい。もうかえる」

と言って、座り込んでしまいました。

もうひとつの親子のお母さんは、言いました。

「今日は、かぜさん元気だね」

もうひとつの親子のこどもは、

「ぼくのほうがげんきだもんねー、いぇーい!」

と言って、走り出しました。

信号が青になり、ふたつの親子がすれ違いました。

そこには、おなじ風が吹いていました。

2008年3月26日

ぼくのおべんとうばこ




こどものころ
すごく大事にしていた お弁当箱が ありました。

ドナルドダックの 青いお弁当箱でした。

ピクニックや ハイキングのときは
いつも 自分のぶんのお弁当を 入れてもらって
持っていきました。


幼稚園のとき 近くの山に行く 遠足がありました。

ぼくは いつものように
お気に入りの お弁当箱を 持っていきました。

お昼になって
みんなのお弁当を 見たときに
「どうしよう…」
と思いました。

その日は 帰り道 らくなように
捨てられる 入れもので
お弁当を持ってくる 日だったのです。

まえの日に 先生が
「みなさん、今日は おうちに着いたら
おかあさんに このおたよりを わたしてくださいね」
と言いました。

でもぼくは、お母さんに渡すのを 忘れてしまいました。

みんな アルミホイルの おにぎりや
透明の入れものの サンドイッチを
おいしそうに たべていました。

ぼくは みんなの入れものが 気になって
お弁当が ちっとも おいしくありませんでした。

お弁当を たべおわると 先生が
「はーい みんな 空いた入れものを
この袋のなかに 捨ててくださーい」
と言いました。

ぼくは 青いお弁当箱が すごく気に入っていたので
捨てたくありませんでした。

捨てるのが いやでした。

でも みんなが ぼくに
「ペッペ、お弁当箱 持って帰るの?」
と聞きました。

「帰り道、リュック重くなるよ」
と言いました。

だからぼくは
お気に入りの お弁当箱を 捨てました。


おうちに着くと おかあさんが いつものように
「はい、ドナルド出してー」
と言いました。

ぼくは それを聞いたとたん
涙がいっぱい 出てきました。

おかあさんは
「どうしたの?」
と言いました。

ぼくは
「ドナルド捨てたの」
と言いました。

言ったら もっと 涙が出てきました。

「なんで?」

「あのお弁当箱 大事だから 捨てたくなかったの」

「どこかで 落としてきたの?」

「ちがうの、今日は お弁当箱
捨てなきゃいけない 日だったの」

「どういうこと?」

ぼくは いつもの 通学ポーチを 持ってきて
渡すのを 忘れてた お便りを
おかあさんに 見せました。

そしたら おかあさんも 泣きました。
「ごめんねぇ ごめんねぇ」
と 何回も言って 泣きました。


おかあさんが
「じゃあ あたらしいの 買いにいかないとね」
と言いました。

ぼくは
「ドナルドの 青のがいい」
と言いました。

おかあさんは
「こまったなぁ」
と言いました。

ぼくは また 涙が出てきました。

おとうさんの 車に乗って
ドナルドを 買ってもらった デパートに行きました。

ドナルドは もう ありませんでした。

だから ぼくは
「ぼくもういいよ」
と言いました。

おかあさんは
「もう1つ見てみて なかったら他のにする?」
と言いました。

おかあさんと おとうさんと ぼくで
3人で 遠くのデパートに いきました。

そこに ドナルドが ありました。
おんなじ ドナルドが ありました。

おかあさんは
「こんどは 大事にしなきゃ だめだよ!」
と言いました。

ぼくは
「うん もう絶対に 捨てないよ」
と言いました。


ぼくは 小学校に いっても
遠足のときには ドナルドを 持っていきました。

みんなのより ちょっと小さめだったけど。

4年生から ドナルドの中に おかずを入れて
アルミホイルの おにぎりを持って

中学生になって ドナルドと
アルミのおにぎりを 2つ 持っていきました。

高校になって もう1つのお弁当箱に ごはんを入れて
ドナルドのほうに おかずを入れて
ずうっと同じ お弁当箱を 使いました。


それからぼくは おとなになりました。
おとなになってから だいぶ 経ちました。


あの お弁当箱のことを
忘れそうになっていた 日のことでした。

おかあさんから
「いま 大掃除しててね」
と 電話が かかってきました。

おかあさんは
「ドナルドが 出てきたんだけど どうする?」
と 言いました。

だからぼくは もういちど 言いました。


「もう絶対に 捨てないよ」

2008年3月24日

空をみてると

 
 
きょうは あったかいから

屋根に はしごをかけて 星をみながら

だいすきな ぶどう酒を 飲んでいるんだけれど

こうして 空をみてると 思うよ

いま おなじときに

ぼくとおなじ ぶどう酒を 飲んでいるひとは

どれくらい いるのかなぁ って

2008年3月7日

オープン

 
 
今日はオープです。

あしたがオープンです。

2008年2月28日

バナナのふしぎ

 
 
おつかいを頼まれると、だいたい

頼まれてもいないバナナを買っていきます。

戻ってすぐに

「誰がバナナって言ったんだよ」

と怒られますが、

ほとんどの人がひとくち食べて、こう言います。

「ひさびさに食うとウマいなぁ」

ぼくはそれを知っているから、

あらかじめポケットの中に

「ひさびさに食うとウマいなぁ」

と書いたメモをしのばせておきます。

2008年2月26日

かぜのあじ

 
 
かぜを ひきました。

はなを かんだり、

せきとか くしゃみを すると、

にがくて しょっぱい あじが します。

かぜの あじが します。